行政書士とは?
行政書士は全国各地の会社や個人から依頼を受けて役所などに提出する書類を代行して作成や申請をする仕事になります。コンサルタント業務まで幅広く対応している行政書士もいるので日常生活の中で欠かせない存在と位置付けている人も多いです。そこで行政書士とはどのようなスタイルで仕事をしているのか見ていきましょう。
経験を積んで独立するのが基本
行政書士として働く場合は行政書士事務所に勤めるか自分で事務所を開いて独立することになります。資格を取得したばかりのときは業務経験がほとんどないので行政事務所に勤めて経験を積む人が多いでしょう。しかし実際に資格を取得したらやはり自分の事務所を開きたいものなので経験を積んだら独立していきます。ただし独立すれば受注した仕事に対しての責任が出てくるのでしっかりしなければいけません。
司法書士の資格を取得する人も多い
行政書士の資格を取得すると戸籍謄本の取寄せなどの業務をすることができるようになります。しかし行政書士の資格だけしか持っていないと業務範囲が狭くなることもあるため司法書士の資格も取得する人も多いです。業務範囲を広めて事務所を拡大していく行政書士もここ数年で増えてきている傾向があります。
外出することが多い
行政書士は事務所の中でデスクワークをしているというイメージを持っている人も多いのではないでしょうか。確かにそのようなときもありますが、外出することも多いのです。業務を進めるときに顧客と打ち合わせをすることもありますし書類提出のときには市役所などに出向かなければいけません。時期によっては外出ばかりしていて事務所を留守にすることが多くなるケースもあるのです。
相続のときに依頼してみよう
行政書士は主に会社設立や相続に関して得意分野にしています。会社設立に関しては経験する人が少ないですが、相続に関してはほとんどの人が経験するはずです。実際に相続が発生すると分からない部分が多いものです。弁護士に依頼するのは敷居が高いし、費用が心配という方は、行政書士に依頼して相談してみるといいでしょう。
行政書士を利用して簡単に戸籍謄本を取り寄せよう
本籍地以外の市区町村で結婚をしようとする際には、戸籍謄本を取得しなければなりません。
手続きには婚姻届だけではなく、戸籍謄本や身分証明書、引っ越しをするなら転出届や転入届などの手続きも必要になります。
その他にも戸籍謄本が必要になる場面は多く、パスポートの発給や生命保険の請求、年金の受給や遺言書の作成などが考えられます。
戸籍謄本で面倒なのは、本籍地のある役所で取得する必要があるということです。仮に住民票の住所が東京都だったとしても、本籍地が埼玉県にあるときは、埼玉県の役所に出向いて戸籍謄本を取得しなければなりません。時間的に余裕があるなら大丈夫ですが、仕事などの関係になかなか戻ることができないこともあります。
現在では自分が役所に出向いて取得するだけではなく、郵送で取寄せる方法もあります。
ただし、郵送で取寄せる方法は用意するものも多く、手続きが非常に煩雑です。その他にもコンビニで戸籍謄本を発行する方法もありますが、そのためにはマイナンバーカードもしくは住民基本台帳カードが必要になります。
マイナンバーカードは発行している人も少なく、持っていない方は利用することができません。
自分の戸籍を取り寄せる際は、わりとスムーズにいくことが多いのですが戸籍の取り寄せで手間となるのが、遺産分割時です。
戸籍法が改正される前、まだ手書きで戸籍が管理されていたころの戸籍は解読するのも難解なものもあります。しかも、戸籍の移動を繰り返した方だと、その分たくさんの戸籍を色々なところから取得しなければなりません。市区町村によって、対応窓口があるため一か所に相談すれば済むという話でもありません。
そんな戸籍謄本を取寄せるのが面倒なときは、行政書士に代行してもらうことによって、簡単に取寄せることが可能です。自身の戸籍謄本を取寄せることも可能ですし、結婚する際には配偶者分の戸籍謄本も同時に取寄せることができます。
もちろん、相続などの際にも行政書士に代行してもらうことができます。相続関係説明図の作成や戸籍変遷表などの作成も、同時に依頼することが可能です。料金は行政書士事務所によって違いますが、それほど高額なところは少なく、安いところでは20,000円を切る料金設定のところもあります。
問い合わせをするのは無料なので、心配なときは事前に料金について聞くようにしましょう。亡くなった人の出生から死亡までの戸籍謄本も以来可能です。
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